子育て女性の家庭負担と両立についての アンケート調査結果
2022/02/25
詳細
2022/02/25
子育て女性向けイベント・ママハピEXPOや、子育て世代のための WEB メディア・ルバートを運営
する(株)ルバートでは、20~40 代を中心とする子育て中の女性たちに子育てと家庭の両立に関する
追加アンケート調査を実施しました。
ママたちのリアルなアンケート結果をもとに、4/18 特別オンラインイベントでは、識者やゲスト企業と課題解決や win-win の職場づくりについて対談予定です。
≪回答期間≫令和 4 年 1 月 15 日~2 月 25 日 ≪有効回答数≫ 132 名
≪調査結果まとめ≫
子育てをしながら実際に働くとしたら最も重視したいことや求めたいことについて、「自宅から近く、
働き方・休みやすさが柔軟で、見合った収入や福利厚生がある」ことが重要という傾向となりました。
家事育児(介護)と仕事を両立する上で、「これがあったら働きたくない、辞めたい」、または実際に辞
めた理由の回答としては、「急な休みや家族の用事での休みがとれない」「職場に子育て女性への無理
解・差別やハラスメントがある」「職場の雰囲気が悪い、人間関係がよくない」が上位でした。
どのようなことがあれば女性が管理職を目指せる職場になりそうかを聞いたところ、
1 位 時短で働ける
2 位 業務改善、残業体質の改善(効率化や無駄業務や残業の排除など)
3 位 リモートワークが選べる環境
となっており、本来は女性が時短でなくても当たり前に働ける社会が理想であるものの、家庭負担が大
きい現状では、やはり働き方の柔軟性が重要と考える方が多いようです。
「現在のご自身の年収」について、40%は現在就業しておらず、働いている人は現状 301~400 万円、101
~200 万円の順に多いが、「本来目指したい収入」は 401~500 万円、次いで 301~400 万円という回答が
最も多くなりました。
夫・パートナーはあなたの家事育児負担を分担する意欲があると感じているか?という質問に、62.8%
が「そう思う」と回答しているものの、実際に夫・パートナーの仕事環境は、家事育児負担を分担できる
働き方や環境か?との質問には「そう思う」が 34.9%となり、「そう思わない」が 53.5%でした。
収入を上げたいにもかかわらず、パートナーは意欲があっても、実際には一緒に家事育児を負担しきれ
ない環境のため、結果的に女性側がケア業務負担を多くせざるを得ないということも推測されます。
※ご自身は 30 代 68.7%と最も多く、続いて 20 代 19.8%、40 代 10.7%でした。お子さんの年齢は 0
歳、1 歳が 48.5%、2~3 歳が 23.2%と最も多く小さなお子さんの子育て中の方の回答が中心でした
詳細なアンケート結果は、PDFレポート
をご覧ください。