株式会社ルバートは皆様のご縁や支援に支えられ、

9周年（10期目）を迎えることができました。改めて心より感謝申し上げます。

 

大企業の正社員を退職した後に個人事業主として、当時、待機児童となった

娘の子育てをしながら、柔軟に働く難しさに直面しました。

明治・昭和から変化しきれていなかった「正社員フルタイム前提の男性組織」

「家事育児は母親1人の負担、という性役割の文化」、

それによるママたちの孤独、負担の偏りを変えていきたいと地域のママ支援を

自宅から始め、事業モデルも明確でないまま法人化をしたルバートが10年目を

迎えられる奇跡に感謝しかありません。

 

私は市民活動からスタートしたように、

利益追求型のビジネスをしたいわけではなく、身近な社会課題の解決のために

民間企業の利益事業という手段をとりました。

この10年で累計約150回の子育て支援イベントでは多くの親子と接点をもちました。

1年目はイベント2回、来場者約5千人でしかなったのですが、

現在では年間45回・約5万人に来場していただける規模にまでなり、女性の孤育て

における社会貢献の一翼を担えるようになってきたように勝手ながら思っています。

アンケートでも「子どもとしか話していなかったので優しく気遣いしてもらえて

大人と話せたのが嬉しかった」

「煮詰まっていたのでリフレッシュできました」

など毎回たくさんのお声をいただき、私たちも励みになっています。

 

元々ルバートの1事業部だったウーマンエンパワープロジェクトも同年4月に社団法人化し、

こちらも子育て女性のアンケート等から課題を企業の経営に繋ぐという橋渡しができたらと

考えています。

 

まだまだ微力ですが、「女性活躍」「孤育て」という言葉がなくなること、

子育てや女性を取り巻く社会への課題提起や価値提供をしてくこと、

に貢献できるよう引き続き尽力してまいります。

 

 

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

株式会社ルバート

代表取締役　谷平　優美